♪ブーゲンビリア第73号(通巻140号)2011年1月号より
新年明けましてあめでとうございます。皆様おそろいでよき新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
「1年の計は元旦にあり、一日の計は朝にあり」の言葉とともに毎年お正月になると思い出される懐かしい光景。「いつもより華やいだ何だか仰々しい元日の朝、お雑煮の湯気の向こうには新しい割烹着姿の母、門柱にくくり付けられた日の丸の旗、お隣からご家族揃って新年のご挨拶、ドキドキしながらそっとのぞいたお年玉袋、朝から赤ら顔で上機嫌な父の煙草くさい匂い等など」毎年くり返された同じお正月。今となっては、あたたかな懐かしい思い出を残してくれた両親に感謝です。
『計とは数を数えることであり、計画や心づもりがしっかりと整理されていることである。計画をちゃんとするためには心が整理されていなければ間違いが生ずる。乱れた状態を整え、正しく筋道をとうし、順序づけることを整理すること。
「物の整理は心の整理」心を整理し、整頓することだとみなせば、これは毎日朝から晩まで必要なこと、暮らしの根本である。こうした心の整理は、すべての社会生活、経済生活、政治生活、芸術生活に欠くことができない。・・・中略・・・整理された心のとおりに自分を動かすことが出来れば事は簡単だ。しかし、なかなかそうは運ばない現実もある。実はそこにこそ、又きびしい人生の深味、妙味もある。深く深く、高く高く、心の整理をはかり、つみ重ねてゆく。それがまた人生なのだ。そうしてとくに死に対する心の整理をはっきりさせるところまで及びたい。』
~新世言より~
今年もありがたいことに、家族揃って無事に新しい年を迎えることができました。
一度しかない人生ですから、同じ生きるなら、生かされているなら生まれてきてよかった!!と、毎日を過ごすことができますように。そして理想を言えば、少し物欲を離れて心の底からこれだ!と思えるような夢や願いを実現できたら、どんなにか素晴らしいことでしょうか。
誰にとってもかけがいのない人生、二度とこない今日という日を! 生かされていることのありがたさを実感する毎日です。今をあらんかぎりの真心とやさしさを込めて悔いのないように生きていきましょう。
時の価値を知り、時間をより良く上手に活用する知恵と実践力を磨く事が人生の必須条件と心得て、お仲間たちと「今年も仲良く、楽しく、元気で」一日一日を大事に過ごしていきたいと思います。今年も宜しくお願いいたします。