絵子の縁側便り 12月号
2025年12月
玉井 公子
あっという間に12月。ついこの前までクーラーをつけていたのがうそのようです。ただ、今年の秋の紅葉は大きな台風が来なかったため、とても綺麗でしたね。短い秋を楽しまれましたでしょうか?
12月というと毎年思い出すことがあります。まだ小学校に行く前、始めて大晦日に12時を超えて起きていることが許されました。今でこそ毎日真夜中まで起きている私ですが、さすがにその頃は9時には寝ていました。日付が変わるとき、ましてや年が変わるとき、いったい何が変わるのだろう? 幼い私のイメージはシンデレラの魔法が解けていくシーンのよう。何か劇的なことが起きるのではと、眠い目をこすりながらもドキドキして12時が来るのを待っていました。テレビではNHKのゆく年くる年が流れています。永平寺だったか京都の知恩院(京都の人は、ちおいんさん、と呼びます)だったかの除夜の鐘が響き、時報とともに新年が! 当然のことですが、何も起こりません。変わったのはアナウンサーのテンションだけ。心の底からがっかりしたのを今でも鮮明に覚えています。
閑話休題。寒い季節に健康を保つためには、体を温めるのが大切です。漢方医をしていた祖父が、「血の巡りを良くすれば、8割の病気は良くなる」と言っていました。寒いこの時期、体を温める食べ物をご紹介したいと思います。
先ず思いつくのは、ショウガ、唐辛子などの香辛料です。食べると体がポカポカしてきますね。
次には寒い季節に採れる野菜など。カボチャの煮物や豚汁、鍋物など、フーフーして食べたいですね。キノコ類も良いそうです。
たんぱく質をしっかりとるのも良いそうです。お肉や卵などはもちろん、赤身の魚もお勧めとか。
果物は、寒い所で採れるものを。南国フルーツは体を冷やします。自然は良くできていると思います。
ちょっと意外だったのは発酵食品。体を温める代表とまで言われることもあります。納豆、キムチはもちろんですが、ヨーグルトにはびっくりです。
いろんなサイトから引っ張って、一覧にしてみました。
- 野 菜 カボチャ・ゴボウ・ニンジン・ネギ・ニラ・タマネギ・シイタケ・マイタケ・山芋
- 肉・魚介 牛肉・鶏肉・羊肉・マグロ・カツオ・ブリ・エビ・明太子
- 果 物 リンゴ・ミカン・モモ・ブドウ・アンズ・サクランボ・ナッツ類
- 発酵食品 キムチ・納豆・みそ・醤油・チーズ・ヨーグルト・酒粕
- 香辛料 ショウガ・ニンニク・唐辛子・コショウ・シナモン
- 飲み物 ココア・赤ワイン・日本酒・ショウガ紅茶
過熱して食べるのもポイントです。鍋やスープなどは温まりますし、食物繊維もたくさん摂れます。
いくら温かくても、水分の摂り過ぎはかえって冷えを招きますので注意しましょう。
食事以外の生活習慣もご紹介します。
- ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。週に1~2回でも効果が
- 首・手首・足首を温める
- 軽い運動、ストレッチをする
- 質の良い睡眠をとる
- 腹巻を活用する。きつい下着は着けない
- 朝起きたら白湯を一杯飲む
- 禁煙
旬のものをバランスよく食べて、ゆっくりお風呂に入り、ぐっすり寝る。どうでしょう? 難しいことは無いように思います。いや、現代人にはこれこそが難しいのだという声も聞こえてきそうな気もしますが。体を温めると免疫力も上がります。流行しているインフルエンザに負けないで、どうぞ良いお年をお迎えください。新しい年が皆様にとって素晴らしい年になりますように。
Photo by 玉井八平氏(玉井公子副理事長父) 昭和記念公園にて

