絵子の縁側便り 6月号
2026年6月
谷合 公子
6月が始まりました。早くも一年の前半最後の月です。月日が経つのは本当に早いです。
第34回日本乳癌学会学術総会が6月25日(木)~6月27日(土)に国立京都国際会館でウェブ参加含めたハイブリッド形式で開催されます。その中に患者・市民参画プログラム ~Brest Cancer Patients and Advocates Program~(BC-PAP)があります。そこでは、乳がんの治療の基本から最新情報までを提供、討論・交流を図る場として企画されています。4種類の参加コースがあり私は、ウェブ参加でBC-PAP のみ参加のAコースを申し込みました。現地での参加コースもありますが自宅でウェブ参加できるのは精神的にも経済的にも助かります。詳細は https://www.jbcs2026.org/をご覧ください。
私が初めて日本乳癌学会学術総会の同様のプログラムに個人的に参加したのは、2016年6月に東京ビッグサイトで行われた第24回日本乳癌学会学術総会でした。患者セッション「心と身体のサポーティブケア~体験者と医療者のために~」に参加しました。ブーゲンビリアのスタッフとしても初めて同総会の展示ブースに関わりました。
私達スタッフは、活動の紹介と完成したばかりの「乳がん のホルモン療法服薬アドヒアランス・患者QOLに関するアンケート調査結果報告書」を配布しました。この報告書は全国のホルモン療法を受けた経験のある乳がん患者の皆さんにアンケートで答えていただいた貴重な声の塊です。その声を一人でも多くの方々に知っていただきたくて大きな声で活動した記憶があります。
さらに翌年のマリンメッセ福岡・福岡国際会議場で行われた第25回日本乳癌学会学術総会の「ポスター討議53社会的課題、QOL、チーム医療2」において、昭和大学病院ブレストセンター薬剤師奥山裕美氏(当時)が「乳がんのホルモン療法の服薬アドヒアランスの向上実現のために」のご発表の資料としてこの報告書を使用されました。現地で実際にご発表に立ち合う機会を得ることができ、ご発表を聞き入る医療者の方々を見て感激したのが昨日のことのようです。私達スタッフは、展示ブースで報告書を配布し、さまざまな共感の声をいただきました。
私は2009年12月24日に乳がんの告知を受け、2010年2月にブーゲンビリアに入会しました。2011年1月からスタッフとして活動するようになり15年が過ぎました。入会当初にブーゲンビリアの皆さんから暖かいピアサポートを受けて、がんと共に前に歩めるようになりました。そしてスタッフとしてさまざま活動に関わることができて貴重な経験をさせていただきました。あっという間に15年が過ぎたように思います。思い出すのがつらいですが、会員の方や共に活動した仲間を見送った経験があります。さまざまなことがありました。が、ブーゲンビリアと出会えてしみじみと良かったと思える今日この頃です。今もおしゃべりサロンで仲間からピアサポートを受けて日々の励みとしています。
6月は梅の実が旬を迎える季節です。この時期にその年に収穫された梅を使用して梅干しや梅シロップ、梅酒などの保存食を作ることを「梅仕事」というそうです。数年前から「梅漬け」を作るようになりました。「梅漬け」は「梅干し」の天日干しをしていないものです。一応家族には好評なので毎年楽しんでいます。
5月21日、日本気象協会は第2回「2026年梅雨入り予想」を発表しました。今年の梅雨入りは、九州から東北では「平年より遅い」予想です。関東甲信は6月中旬の予想です。鬱陶しい梅雨入り間近です。皆さまどうぞご自愛ください。
Photo by 玉井八平氏(玉井公子副理事長父)都立水元公園にて


