絵子の縁側便り 5月号

2026年5月
津根 静香

 5月は、春から夏への季節の変わり目です。目に映る景色が、花々のピンクや黄色から、新緑の緑色となり眩しくなりました。やはり明るい色があると気力や活力が出てきます。日本の四季は本当に素晴らしい現象なので、永遠にあって欲しいと思います。

 「スピ活」という言葉を聞いたことはありますか?ニュースで、この言葉を知りました。「スピリチュアル活動」の略で、「推し」の応援をする「(チケット購入)当選祈願」が始まりで、α世代、Z世代が神社に参拝することが増えているそうです。その影響もあってか「お守り」を購入する人が増え、オリジナリティが出てきているのです。そう言えば、私もいくつか気に入っている「お守り」があるので紹介しようと思います。

【埼玉県】 宝登山に登った帰りに立ち寄った宝登山神社にあった「幸守」は、ちりめんの花柄で、ひとつひとつの絵柄が違うので、じっくり見て選びました。白い鳥居も珍しく、しばらく佇み、いい時間を過ごさせて頂きました。

【山梨県】 金櫻神社には「金運の水晶護符」がありました。アクセサリーなどを入れる丸い巾着袋に、白い透明の玉と茶・黄色の玉、2つ入っています。

【静岡県】 熱海にある来宮神社はよくあるお守りの4分の1サイズの「健康長寿」のお守りで可愛いです。樹齢2000年の大楠のお神木があり、パワースポットとして有名ですね。

【東京都】 今年に入って、明治神宮の「除災招福」個数限定お守りを買おうと、友人と話していましたが、待てない彼女は、すぐに神社へ電話し、状況確認し出かけてくれました。寒い中、長蛇の列にも関わらず並び、私の分まで買ってくれました。明治神宮の鳥居だった木材ヒノキで作られているそうで、良い香りがします。やはり自分でも行かなければと思い、一週間後に参拝に行きましたが、勿論「限定のお守り」はありませんでした。それにしても、久しぶりに行った原宿駅周辺の変貌にはビックリしました。

 どの「お守り」にも訪れた思い出がありますが、こうやって見直してみると、バランス良く、私の願望がすべて入っているではありませんか!効果は一年なのか?お炊き上げの習慣がありますが、とても良い伝統的な儀式だと思っています。また出かけて行く気持ちを起こさせてくれます。最近はお賽銭より「お守り」を買うことで、その神社の維持や保存の為との思いもあって、「お守り」を積極的に買うようにしています。日本文化継続の為、「スピ活」はとても嬉しいブームではないかと感じています。

 少し早いお知らせですが、7月26日(日)に、2月の「くらしフェスタ」で十分に時間が取れなかった、田中ひろみさんの「心やすらぐ仏像なぞり描き」の講演とワークショップを行う予定があるので、楽しみにしているところです。興味のある方は是非、ご参加下さい。同時に「偲ぶ会」も開催予定です。
 神社にお寺、神様に仏様と、都合の良い、身勝手な宗教心だと自分でも思いますが、人は何かを信じていると強くなれる、怖くなくなる、癒やされる、優しくなるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

 今年もこれから夏を迎えます。どんな暑さが待っているのか…皆さん、体調に気をつけてお過ごし下さい。汗をかくことは大切と聞きますが、この一ヶ月は過ごしやすい貴重な時間になるでしょう。

Photo by 玉井八平氏(玉井公子副理事長父) あしかがフラワーパークにて