絵子の縁側便り 3月号

2026年3月
記 内田絵子

 春の訪れとともに無彩色だった世界に彩りが加わり、買い物時にいつもより遠回りをすると沈丁花の香りに出会う季節になりました。葉の付け根に集まった小さなつぼみは、さながら春の匂い袋のようです。この頃になると若草色が目に飛びこみます。若草色は春先に見られる芽吹いたばかりの若々しい草の色を表す鮮やかな黄緑色で、寒い冬が終わり
「春ですよ」と、春の訪れを伝える色として私たちに元気や希望を届けてくれているように感じられます。

 春先には花粉症に加え「心身の不調」を訴える人がとても多いように感じています。「肩こり・腰痛・眼精疲労・睡眠障害・何となく気分がふさぐ・不安障害・うつ病・無気力など等」。心身に関わる様々な問題に多くの人が悩まされているように感じますが・・ こうした状況の一つの要因に「デジタル化」があげられています。
 科学的知見や技術を用いて、私たちの生活や仕事をより便利に豊かにするための「仕組み」のことですが・・日常的なアプリ決済など、テクノロジーなしでは生活や人生が成立しないのではないかと言われています。テクノロジーは、医療や教育ビジネスの最前線へと日々進化を続けています。お陰様で、近年私たちのライフスタイルは急速に変化してきました。
 スマホ、PC、スマートグラス、精密医療、AIエージェント、スマートシティ等など・・・・テクノロジーの進化とデジタル化は、医療現場での医師同士の連携や国際的な治療法の提案、医療の質や制度の向上等の利点があげられています。教育システムの変化として個別最適化に期待が寄せられています。根本的な社会制度等に大きな影響を与えていると言われていますよね。

 私などは、そのデジタル化のスピードに追いつけていけずに、初歩的なことに日々格闘、混乱しておりますが、それでも今では「今を生きるため」の生活の必需品と言えるかも知れません。社会一般的には、それがなければ人生が成り立たないような気分にさらされていると感じる時があります。現代社会を生きるのには、どのようにデジタルと向き合い、付き合っていくか、本当の知恵が問われているのかも知れませんね。

 その一方で「それを使いこなす人間のからだ」が、悲鳴を上げているのではないでしょうか。現代のテクノロジーに要注意点として「全頭前野を硬直させる」と言われていますが、被害も多いのではないでしょうか。一日中仕事や日常生活で、朝から夜遅くまで画面を注視し続けることにより・・・・「眼精疲労・脳のつかれ・体のゆがみや痛み・慢性的な運動不足・睡眠不足」等などによる「心の不調・慢性疲労・気分がふさぐ・うつ的症状等など」に悩まされている人が多いと言われていますが・・・・・。
 雇用の減少、情報の漏えいのリスク、責任の所在が不明確、支出の増加等など、新たなる課題も噴出し、新たなる悩みも深刻になってその対応が求められて、エンドレスのループのように感じます。

 それぞれの立場で、それぞれの人が、デジタルとの付き合い方を工夫されながら日常生活、心のバランスを取りながら肉体的健康、精神的健康を意識して暮らしていることと思いますが・・・時には一息つくことも重要なことだと思います。

 私は、心が疲れた時、「希望は幸福の予約」って言う大好きな言葉を思い出します。
その反対語に「心配は不幸の予約」といいますよね。人の考えることや感じるイメージが気持ち、感情を生み、言動・呼吸・姿勢、表情となり、結果を創ります。嬉しい、ハッピーなイメージが希望に繋がりますね。先人たちの知恵に学びながら乗り越えてきましたが、各々、健康に生きるための「自身の解消法」を持つことは必要不可欠な時代と言えるかも知れませんね。

 また、時には自然や春の香り、若草の匂い等といった自然や当たり前の景色や常識等も大きく変わろうとしていますが、本質的なことはそう簡単に変わるはずもありえません。デジタル化がどんなに進んでも、それらを味わい楽しむことができるのは、生身の健康な体があってこそですから、体も心も大事にしていきたいものですね。

 

遠足のお誘い

どんな花にも強い息吹が感じられ、花が咲くのを見ると元気が湧いてきますね。

春のお花を・春の雲を・春の風を・春の匂いを 楽しみませんか。

 

日時   2026年4月1日(水) 11時   

集合場所 立川伊勢丹2階入口の円形ベンチ

持ち物  各自お弁当持参  入場料金等  お座りシート等  

連絡先  090-6495-5856 内田絵子

 

時間厳守です。