2月16日(日)第88回学習会・第18回くらしフェスタ立川学習会
演題・おぼえたい「緩和ケア」とACP
講師 秋山芳伸医師
立川病院診療部長・緩和ケア科部長
外科統括部長・血管外科部長・地域医療連携センター部長
大盛況で終了いたしました。ご参加の皆様に感謝申し上げます。
講演要旨
- 緩和ケアとは、重い病気を抱える患者やその家族ひとり1人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア。具体的にはあなたが病気を理解できるようサポートします。からだや気持ちのつらさをやわらげます。治療方法を自分で選べるようにお手伝いします。家族も一緒に支えます。
- ACP(アドバンスケアプランニング)とは、意思決定。将来起こりうる病状の変化に備えて、医療従事者が患者と家族と共に、患者の医療やケアの希望、生命維持に対する意向、医療に関する代理意思決定者の選定などを行う対話のプロセス。
- ACPに必要なことは、「気がかり」や「価値観」を話し合う。個々の治療の選択のみならず、全体的な目標を立てる。家族を含めて話し合う。
- 正しい情報を手に入れる:がん情報サービス・緩和ケア.Net