がん予防・がん征圧のために
大海の水も一滴から・・・さあ! できることから始めよう

2017年9月2日(土)国立がん研究センターの新研究棟披露講演会に出席させていただきました。国立がん研究センター研究棟は50年を超える歴史を誇る癌専門研究機関です。がんの予防と制圧というミッションに立ち向かう多くの研究者とともに、がん患者の願いや祈りを託した場所ともいえるのでしょう。未来へ向かって伸びている真新しい14階の新研究棟。仲間たちの闘病の姿が思い出され万感の思い・・・と、これからの期待へと胸を膨らませて見上げました。

国立がん研究センター理事長の中釜斉先生は、「未来志向の新研究棟への期待」と題してご案内パンフレットにご挨拶されています。

「新研究棟は、国立がん研究センターの未来を試行する改革のシンボルです。近年のゲノム解析技術の革新的な進歩は、がんの基礎及び臨床研究の可能性を大きく拡げており、医療の現場においても大きな変革をもたらすことが期待されています。

ゲノム生物学的な視点を踏まえた診療科横断的ながん医療提供体制の構築、ここに最適化された予防法の確立、精密ながんの実弟把握による効果的ながん対策への提言など、当センターが喫緊に取り組むべき課題は山積されています。新研究棟の活動には、基礎研究、疫学、公衆衛生研究、および開発型研究のシームレスな連携による新たながん医療の実現に資するコンセプトや創薬などの新たなる医療シリーズの開発が求められます。企業や異分野の研究者との連携と協働、専門分野の異なる研究者間での情報共有を加速させることで、新研究棟での新たな知の創出とそれに基づく革新的な医療技術開発への一層の展開を大いに期待しています。」と記載されています。

研究所は現在19の研究分野、2の独立ユニットに加えて、センター全体の共通基盤組織としての基盤的臨床開発研究コアセンターを備える。研究全体として76名の研究員に加え、89名のポスドク、115名の大学院生、研究補助員等が在籍しているとのご説明を研究センター研究所長の間野博行先生のご説明がありました。

研究所は現在19の研究分野、2の独立ユニットに加えて、センター全体の共通基盤組織としての基盤的臨床開発研究コアセンターを備える。研究全体として76名の研究員に加え、89名のポスドク、115名の大学院生、研究補助員等が在籍しているとのご説明を研究センター研究所 所長の間野博行先生のご説明がありました。

「大海の水も一滴から」をスローガンにブーゲンビリアは、設立当初からのアジアへの向けての20年寄付活動を展開し続けています。それに加えて「がん予防とがん征圧のために」今後準備を整え、寄付を集めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2017年9月4日  NPO法人統轄理事長 内田絵子